グリーンスムージーダイエットとは?
食事の前やお腹がすいた時にグリーンスムージーを作って飲む、というやり方です。
数年ごとに体質が微妙に変化し、ことにこの数年は代謝が落ちてきて、何をやっても体重が減らないな、という悩みが深まっていたのですが。
ジムで雑談していたら、仲良しのインストラクターさん(当時30歳、アスリート体系のカッコいい女子)が『じゃあ、グリーンスムージーを試してみては?』と教えてくれました。
小松菜やホウレン草、セロリなどをベースに、バナナやオレンジ、イチゴ、リンゴなど、季節の果物を加えてフードプロセッサーで粉砕し、どろどろのスムージーにするのです
(粉砕しやすいように少量の水や、夏には氷を入れる場合もあります)。
インストラクターさんが教えてくれたやり方には、面白いルールがありました。
生の野菜や果物の栄養素、酵素がしっかり吸収されるように、スムージーを飲む前後40分ずつは水やお白湯以外には口に入れないようにする、ということです。
朝起きたらコップ一杯のスムージーを飲み、家族の朝食を用意し、落ち着いたころに食べる、とか。
夕食前のお腹がすいている時には、準備をしながらスムージーを作って飲み、空腹を紛らわせながら、さらに夕食の量が自然に減っていく、など。
即効性は無いのですが、全体的に体重と体脂肪率が減り、体が軽くなっていき、体質改善につながる、というのが大変魅力的でした。
グリーンスムージーダイエットに行った対処方法、工夫、楽しみ方や苦労と結果
毎日、小松菜やホウレン草、セロリ、気分によっては豆苗やカイワレ大根などの葉物野菜をチョイスし、毎日、毎回、味を変えて飽きないように心がけました。
そうするうちにだんだん自分の好みの味が分かってきて、ブレンドの組み合わせの具合や割合が解ってきました。
お気に入りの組み合わせはホウレン草とバナナ。
季節ごとの果物が熟れすぎて安くなっていたら使い時です。
さっと洗って、種等を取り去り、リンゴや柿などの皮はそのまま適度なサイズに切ってフードプロセッサーに入れてしまいましょう。
むしろ甘みが増していて、スムージーがおいしくなりますよ。
トマトはお肌の状態を改善するにはとても効果的なのですが、糖度が高くて、体重はむしろ増えるようです。
大変だったのは、とにかく野菜や果物の買い物の量が増えたことです。
その分、お菓子や食事の量が減るので、食費的には少し増えたくらいでしたが、とにかく荷物が重かったです。
外出時にはその場で作ることはできませんが、最近はコンビニなどでフレッシュなグリーンスムージーを販売するようになったので、それで代用しても良いでしょう。
メーカーによっては果物の色をメインにしたビタミンたっぷりのものなど、種類も豊富なので、選ぶのも楽しくてよいと思います。
グリーンスムージーダイエットをしてみようと思っている方へおすすめやアドバイス
続けていくと、体重の変化だけでなく、肌が変わり、風邪などをひきにくくなります。
内側から少しずつ体質が変わってくることを観察してみてください。
グリーンスムージーを飲み始めてしばらく経つと、食べたいと思うものが変わってきます。
味が濃いコーヒーやジャンクフードなどが食べたいと思わなくなってきますよ。
そんな変化に気づいたら自分の体の内側へ、内側へと監察の目を向けていきましょう。
ただ体重を減らすだけでなく、内臓や血液などのコンディションを向上ていく、というリセットをかけられる、というダイエットになるのです。
それを続けていくことで、肌荒れも改善し、きめが細かくなり、シミが薄くなるという嬉しいミラクルもありますよ。
グリーンスムージーのダイエットは、沢山のサプリメントを飲むよりも、野菜と果物の生の栄養素を取り込んで、その成分をしっかり吸収することで細胞そのものが元気になり、余計なものがそぎ落とされることによって、結果的にダイエットに繋がる、というものなのです。
即効性よりも長期的な体のメンテナンスだと考えた方が良いでしょう。
旬の野菜や果物を選ぶことで季節を感じたり、味を確かめるように少しずつ飲むことを心がけて、自分の体の中に意識を向けてみてください。
きっとどんどん面白くなってくるはずですよ。